保育スタッフインタビュー2:鴨下浩子さん

保育スタッフさんがどんな方か、もっと知りたい!
そんな声にお応えした、代表の四辻によるインタビュー第二弾♪

初期の頃から、リーダー渡辺さんと共ににじいろポッケの保育にご協力下さり、イベント保育の経験も豊富でとっても頼りになるお姉さん、 鴨下浩子さん(かもちゃん)のインタビューです。

四辻:どうして今のお仕事をするようになったのですか?

鴨下さん:子どもの頃から、兄弟もいとこも年下が多くて小さい子と遊ぶことが多く、高校時代にボランティアに行った親子の広場で核家族化による子育て事情を知り、チャンスがあれば子供に関わることをしたいと思いました。

大学を出て一度企業に就職し、イベント企画などの仕事をしていたのですが、もっと現場で人と接する仕事をしたいと思い、ずっとやりたかった保育関連の資格を色々調べたところ、家庭的保育・イベント保育の専門の研修があることを知りました。

集団保育ではなく少人数家庭の方針に寄り添った保育に魅力を感じ、仕事をしながら研修を受けました。
その翌年から、会社を退職して訪問保育の仕事を始め、2019年4月で8年目になります。

四辻:企業で働きながら研修を受けられたの、すごいですね!
普段から、どんな保育がしたいと考えてらっしゃいますか?

鴨下さん:まず一つ目は、子ども達が楽しく過ごすこと。色々な遊びの機会をつくって、子どもが好きな遊びを見つけられるように、屋外へ行けるときは外遊びや公園に行ったり、部屋なら工作をしたりと工夫しています。

もう一つは、子育てしているママパパのお手伝いをしたいということです。

普段の訪問保育では、保護者の方から細かなリクエスト(習い事の送迎など)も多いですが、基本的にママ・パパ・子供のやりたいを実現できるようにお引き受けしています。
子供達の成長を見守れるよう、長期間継続的に入れるよう、家族の一員のような感じで、臨機応変に対応したいなと考えています。

四辻:家族のようにサポートして下さる存在、ママとしてはすっごくありがたいですね…!
鴨下さんはイベント保育もたくさん手がけてらっしゃいますが、どんなきっかけで始められたのかを教えて下さい。

鴨下さん: 前職でイベント企画の経験があったので、イベント保育は、 訪問保育の活動を始めた頃から、いつかやりたいなと思っていました。
子育て中、お預け先がないからあきらめるのではなく、リフレッシュして、明日からまた子育て頑張ろうと思えるきっかけのお手伝いができればと思っています。イベント中の保育って、まだまだ少ないので……

四辻:そうですよね、増やしていきたいですね!
特にイベント保育では、どんなことを心がけてらっしゃいますか?

鴨下さん: 心掛けていることは沢山ありますが、一番は、その日子どもたちが楽しんで、また来たいなと言ってもらえるような環境や雰囲気を作ること、楽しかったと思ってもらえる保育をすることです。

どこでもすぐに入って遊べるお子様もいれば、ちょっと様子を見てから遊び始めるお子様もいて、それぞれの気持ちに寄り添いながら過ごすようにしています。
好きなおもちゃやキャラクターのものが1つあるだけでも、「ぼくの、わたしの好きなおもちゃがある、遊んでいいんだ」とちょっとした安心材料の1つになると思います。なので、色々お預かりの年齢に合わせて、好きそうなおもちゃをチョイスして持参しています。

四辻:初めて来るお子様も多いですもんね。

鴨下さん:そうですね、お預けする保護者の方も、初めての場所で初めましての保育者にお預けするので、何かと心配だと思います。
ですので、事前にお子様の好きなこと、遊びを聞き、当日子どもたちが楽しく過ごせる環境を考えたり、通常の子どものペースで過ごせるようにしています。私たち保育者の情報も、事前に伝えられることは伝えるようにしています。

また、イベント保育の特徴としては、保育園・幼稚園とは違って異年齢保育になることが多いですよね。
なので、保育者としては年齢に合わせた保育を心がけていますが、子ども同士では、お兄ちゃん・お姉ちゃんの遊ぶ様子を見てまねっこしてみたり、自分より年下のお友達を気遣ったり、いつもと違った刺激のある時間を過ごすことができるのも、イベント保育ならではの魅力かなと思っています。

四辻:私も、いつもお子様たちが兄弟姉妹みたいに仲良くしているのを見て微笑ましいです^^

鴨下さん: 運営面では、イベントを企画している(依頼をいただいている)団体様の希望やカラーもあるので、できるかぎり取り入れられるようにしています。
回数を重ねる中で、お互いの理想のイベント保育をオーダーメイドで作るようにしています。
保育スタッフも、その日の寄せ集めのチームではなく、 イベント保育に慣れた人や、 私が面識の仲間と一緒に保育をするようにしています。

四辻:イベント保育を委託する側としてもありがたいですね。にじいろポッケでも、いつも色々相談に乗って下さってありがとうございます……!

鴨下さん:いえいえ!  一緒に改善していきながらやっていけたらなと。

四辻:何か、にじいろポッケの保育ならではの特徴や、特に心がけてらっしゃることってありますか?

鴨下さん:にじいろポッケでは、ママ、パパも楽しんでいる間、子どもも楽しい時間を過ごせるように、その子どもがやりたいことを思う存分できるようにしています。

会場により、プラレールやレゴもあれば、おままごとや塗り絵、折り紙などじっくり遊べるものまで、男の子も女の子も楽しめる場所づくりをするようにしています。
立体プラレールは大人気ですね。ちょっと年上のお兄ちゃんが年下のお友達に教えてあげたり、私も子どもたちからカッコいい組み方を教えてもらったり、子どもも私たちも、一緒に楽しみながら過ごしています。

にじいろポッケさんならではの特徴としては、ご利用されるお子様のリピーターさんが毎回多いところですね。 なので、数か月に1回の開催でも、年に数回でも遊びに来ていただき、子どもたちの成長を見届けられるところは、私もとても嬉しいです。

0歳でゴロゴロしていたお子様が、次に来た時にはよちよち歩くようになっていたり、お話をするようになったり。
同じぐらいの年齢のお子様同士でお友達になり、「にじいろポッケで会えるお友達」になって帰ったり、新しく来たお友達に遊び方を教えてあげたり……
ママ・パパ達もイベントでお友達と会うように、子どもたちも、年に数回会うお友達と一緒に楽しい時間を毎回過ごせるといいなと思っています。

四辻:リピーターさんが多いの、本当にありがたいですよね。さらに保育スタッフさんが前回のお子様の様子を覚えていて下さるのも、保護者の方にはすごく好評で……
スタッフ皆様のプロ意識に、頭が下がります!
最後に、何かメッセージがあればお願いします。

鴨下さん:昔は、ベビーシッターといえば富裕層が使うものというイメージでしたが、最近は保護者と保育者が直接契約するスタイルも増えて、一般の方にも使いやすくなってきています。
「ママ・パパもリフレッシュしていいんだよ」という文化を、これからも作っていけたらと思っています!

四辻:どうもありがとうございます。これからも、どうぞよろしくお願い致します!

プロフィール

◆鴨下浩子さん

HP:訪問一時保育&イベント保育 チャイルドケアhiroko

(横浜市在住/最寄り駅:JR・東急東横線・京急線・相鉄線横浜駅 横浜駅、横浜市営地下鉄ブルーライン別途駅あり)

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・MFA幼児小児救急法国際カード取得(幼児救急救命講習済み)
・辻井こども総合研究所 おもちゃコーディネーター
・くつえらびマイスター
・国家戦略特別区地域限定保育士(神奈川県)